2009年01月01日

自立とは自分の人生を生きること~コーチ詩織の想い~

私の提供するメンタルコーチングは、常識や思考だけに従うのではなく、

たった今、鳴り響くあなたのハートの声に耳を傾け、アナタ自身が

ナチュラルに自分のハートに正直に生きられるようサポートします。

そのように生きるとき、昨日までと同じ日常に、ワクワクした冒険心と

生きる喜びが戻ってきます。

ジェットコースターに乗るようなワクワクした気持ちは、芸能人や

一部の成功者など、限られた人のものではありません。

自分のハートに従う選択をする人ならば、どんな平凡な人生にも

冒険心や生きる喜びが戻ってくるのです。



これまでも、アナタは何かコトが起きたときに、

「本当は、こうじゃないかな」と、ふと感じる

いわゆる「直感」が働いていたでしょう。

でも、直感の声のあとに来る

「そんな冒険はやっちゃいけない」

とか、

「そんなことしたら、自分が損をするだけだよ!」

など、計算高いエゴの声に惑わされ、ハートの思いから遠ざかる生き方を

してきたかもしれません。

そして、今の世の中の流行や会社の規範、社会の「常識」に、

内心白けた気持ちや偽善を感じているかもしれません。

その上、なんとか自分をこの社会に適応させようとがんばり、

「変なのは自分のほうかもしれない。もっと人並みにブランド服の話や

出世の話に興味をもたなければ!」などと、自分をおいたててきたかも

しれません。



会社員時代の私は、そうでした。そんな無意味感を持ち合わせたままの

シゴトが、会社の役にたつはずもなく、人間関係もあまりうまくいきません

でした。

そして、33歳のある日、本当にバーンアウトしたのです。

そのタイミングは、ある日突然やってきました。

その日、いつも通り2歳の娘を保育園へやる用意をしながら、自分も

バタバタと出勤の支度をしていました。

洗面台で、化粧をしていると目の前の鏡に、雲一つない青空が広がり

ました。洗面台は、バスルームの脱衣所にあるので、よく考えれば

そこにそのような風景が広がるはずはないのですが、あまりにも

自然に、その風景は映し出されました。

そして、「もう、思い残すことはない」というその青空そのものの

心境が、私の心に染みわたってきました。

「あぁ、お婆ちゃんが天国に帰るのだ」

直観的にそう感じました。

そして、それから3日後、お婆ちゃんは天寿を全うしました。

私も、天に帰るその日には、お婆ちゃんのような、青空の気持ちで

帰るのだ。

そう決めました。

そのために、必要なことを選択していこうと決めました。

私の決断の仕方が、無事に今日を生き延びるための選択から、

死ぬときに後悔しないほうを選ぶ、という方法へ変わりました。

そして、長い長い妄想からやっと目が覚めて、それまでも、社会が私に

投げかけ続けていたメッセージに気づいたのです。

「好きなことをしていない私など、社会は必要としていない」のだということに。

そのメッセージに従って、私は好きなことを通して社会参加していくことに

決めました。



それまでライフワークとして学んできた精神世界や自己啓発のスキルを使って

34歳で自宅サロンを起業。その後も、学び足りないものを貪欲に吸収しながら、

次々といろんなスクールに通いました。やがて、貯金も底をつき、私に

好きなことを通して生きていく、最初のチャレンジが与えられました。

給料を保証されていた生活から、一転して

精神的・経済的自立を獲得するまでの道のりは、平坦ではありませんでした。

なにしろ、年だけは重ねていたものの、いっちょまえの社会人に

なりそこない、子供のままだった当時の私にとって、

何があっても自らの生活を自らで保証していくという自立の学びは、

正直、困難の連続だったのです。



ずっと私を精神的・経済的に支えてくれた夫が、病気のために

シゴトが出来なくなった時期には

「子育て中の私のことは、夫が守ってくれる」

という観念がガラガラと崩れ、人生は私に経済的な自立も

せまってきました。

私自身が、ストレスで病気をしたこともあります。

会社員時代は病気をしたら当然の顔をして休んでいたことを思い出し、

健康管理は責任と自立の根っこだと知りました。

(ちなみに病気は「学び」ですから、病気にかかること自体は、

悪くはありません、念のため)。



1つ乗り越えるたびに、会社員時代の自分に何が不足していたのかが

分かりました。人は、行動を変えてみることで、

脱ぎ捨てた古いパターンの自分に気づくことがあるのです。

そして、人生が投げかけてくるチャレンジを1つ1つ乗り越えるたびに、

必要以上に感情に惑わされない自分や、逆に抑圧しない自分になり、

「本当の自由とは、自分が自分にかけた呪縛を解くことで手に入る」

と知りました。



また、自分自身がプライベートでチャレンジを抱えているときも、

クライアントさんの成功体験を、心から喜ぶ自分に成長していきました。

そこに至るまでのクライアントさんの「努力」を、セッションを重ねることでの

分かち合いを通して知っているからです。

以前の私は、自分が何かを抱えているときに、他の人に幸運が訪れると

羨ましくて喜べないという複雑な心境を抱えていました(笑)。

人の喜びを自分の喜びだと感じるようになると、同じ日常でも

こうも幸福感が違うものかと実感しています。



自分の持つ古いパターンを手放し、よりナチュラルな自分へと戻っていく道は

平坦な道ではありませんが、同時に、手放しを行うごとに、より自由な人生も

手に入っていくものです。

成長するということは、自分が幸福になるということとイコールなのだと

実感します。

また、多くの人の心境を聴かせていただくことを通して、どんなに

「私、何も問題ありません。目標だって別にないし」という顔をしている人でも

(笑)、人は本当は、それぞれにチャレンジすべき「何か」を持っているのだ

ということ、正直にチャレンジすれば、生きている実感と喜びが戻ってくるのだ

ということが分かりました。



自宅サロンを開業して11年目に入ります。

会社員時代、人が怖くて言いたいことも言えず、プチパニックやストレスを

抱えては転職ばかりしていた私が、独立してからは、人生が投げかけてくる

チャレンジに、逃げずに取り組む私になりました。

そんな体験から、起きてくることに適切に対応する自立の精神と柔軟な心は、

どんな人にも必要なものだと、今は思います。

人は、どんなに抵抗しても、いつまでも幼いままではいられないし、人生の

いづれかのタイミングでは、自立をせねばならぬものだと思います。

自分自身と、自分に関わるすべての人の幸福のために。



「自立」とは、ある人にとっては私のように経済的な自立も必要かもしれないし、

ある人にとっては、自己犠牲をやめて自分を大切にすることかもしれない。

またある人にとっては、子育て、介護、パートナーへの内助の功など、その時々

心からの無条件の愛、奉仕の人生を歩むことかもしれません。

「自立」とは、単なる形ではなく、自分が自分のハートの声に耳を傾け、

自分に正直に心地よい在り方をすることだと思うのです。

そして、その在り方が、起きてくる状況に適切に対応する自分とイコールに

なっていきます。



「私は、私を尊重する。私の人生を生きる」

と決意した瞬間から、人生はパラダイムシフトを起こし、いつのまにやら

私は、ここまで歩んで来ました。

家庭が大切で、仕事に生きがいを感じ、今でも、まだちょっとお金は足りない

けれど(ビジネスセンスは、今後の課題ΛΛ;)、あきらめずに生きてきて

本当によかったと思います。



自分サイズの無理がない自立は、人間をとても自由にするし、年を重ね、

体験を重ねるごとに、人生が楽しくなっていきます。

私は、突出した成功をサポートするエグゼクティブコーチや、大変な売上を

サポートするビジネスコーチなど、華やかな勝ち組をサポートする

コーチではありません。

昔の私みたいに、自分の「長所や価値」を全く認めることが出来ず、さりとて

「人生、この程度よね」とテキトーに手を打つことも出来ず、どっちつかずの

プチ鬱人生を送っている、そんな人が、自分の価値に気づき、自己尊重する道のりを

サポートをするメンタルコーチです。

さらには、その人達が

生まれてきた目的を生きる、そんな在り方をするようになるまでの道のりを

サポートしたいのです。

そのために、適切なセンスとして、私はバウンダリー(心の境界線)という

考え方に出会いました。

また、人が変容していくのに欠かせない思考パターン(固定観念)の変更という

スキルにも出会いました。

私が、ナチュラルな自分へと還っていくために、この2つの考え方やスキルは

本当に役に立ちました。

私は、今、健全なバウンダリー(心の境界線)確立のために、思考パターン

(固定観念)の変更というスキルも活用してセッションしています。

当時の私のように、ガツンと殴られるような体験がなくとも、より、スムーズに

内なる自分に従って人生をクリエイト出来るように、クライアントさんの

手助けがしたいと思っています。


せつな的な幸せではなく、ホンキで幸せな人が一人増えれば、

その人の周りにいる「誰か」に、必ず触発が起きます。

幸せの連鎖がはじまるのです。

アナタが幸せになれば、その幸せはアナタだけで留まるはずがないのです。

アナタがもし、このお話に共感をする方なら、そして、今一度、ホンキで

自分の人生を取り戻し、さらには人の役に立ちたいと切望しているならば、

是非、私にコーチングサポートをさせてください。

ただし、人生の主人公はアナタです。アナタが生き方を決めて、

自らの意志でハートの想いを選択し、行動に移すのです。

コーチは、そんなアナタのサポーターであり、常にアナタの1歩先にある

成長した姿にフォーカスしながら隣りを歩む伴走者なのです。



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