2006年10月28日

自分の人生のプロに。

今日のコーチング仲間のブログにとても面白い記事が掲載されています。(私のお気に入り コーチとしての生き方 )。プロと、アマチュアの境目はどこか?って。私的には、このへんは、とってもシンプルに発想していて、たとえ500円でもお金をいただいたときから、プロだと思っています。お金をいただくと、はっきりかわるもん。「自覚」ってヤツが。(ま、それだけ、アタシャ、ゲンキンな性格なのかもな~^^;)。いくら、実力つけていても、お金をいただかないうちは、どっか、甘えるんだよね~。だもんで、プロであるかどうかは、実は、実力とかあんまり関係ないと思っているところがあります。勉強したことを発信するときに、お金をいただくことを自分に許可するかどうか?その道で、自分が、一人前だと思えるようになるには、そうとうの経験が要求される。だって、好きなことなのだから。その奥深さは、勉強すればするほど分かるのですもんね。だから、私的には、好きなことで、実力が培えた時点でプロになろうなんて思っていると、一生プロにはなれんだろ~な~と思っているところがあります。なはは。

以前、金スマで、女優の森美津子さんが出演していたとき、そこで、彼女が「ワタクシは、まだまだでございます。」ってなことを言った。あの、大女優の森美津子が!でも、仕事はじめて4年目のペーペーの私でも、その言葉、分かるような気がしました。さほど、好きなものではなく、たんに得意なものであれば、資格とったり、経験つんだなかで、「アタシもイッパシの実力つけたもんだ」って思いやすい気がするんです。その奥の深さではなく、手前の実力だけ着目するから。トクに好きでもなく、たんに得意なことって。

でも、愛しているものは、違う。どこまでいっても、その奥の深さにただただ、心震える感動ばかりがありますもんね。振り返ると「あぁ、ここまで来たのだ」とその長い道を思い、自分をねぎらうけれど、前を向くと、もっともっと知りたい、探求したいことが、山のようにある。なぜなら、それを愛しているから。森美津子さんとは、業界も、人生の経験の多さも、そして、もちろんその懐の大きさも、今の私とは、まるで違うわけだけれど、愛するものを仕事にすると、プロではあるけど、「ワタクシは、まだまだでございます」。このせりふになるのだろうな、と思ったのでした。だから、彼女が、その舞台での実力を極めてからプロになろうなんていっていたら、もう既に80代。今もって、アマチュアなまま。なので、プロかアマかは、自分で決断して線引きするしかないのだろうと思います。

私的には、この仕事。ならったそばからすぐ仕事に活用していくところがあります。人に教えるような超一流ではもちろんまだないけれど、最初の指導者にこういわれたことが心に残っているから。「あなたの現時点での理解が必要なクライアントが必ずいるのです。実力積んでから仕事にしようというのは、あなたのプライド、見栄。つまり、エゴです。」と。この言葉がとても心に残っており、そのときから私は、習得した技術は、すぐ自分の仕事に活用するようになりました。そして、確かに現時点での私の理解が必要なクライアントさんが私のところにいらっしゃる。本当にそうなのです。

でも、この怖がりの私が、大胆にも習得したらすぐ仕事にする決断て、どこからしているのかなと、思うとき、多分私は、この仕事を始めたときからが、この業界のスタートだとは思っていないなと。

繊細すぎて、傷つきやすすぎて、思い込みは激しかったワタクシ…。自分自身をとりまく人間関係や、まわりの人々に起こる人間関係にいつも心を痛めていた。人間は、存在する価値があるの?ぞっとそう思っていたのです。(実際には、その思いは、300年前の火あぶりが原因だったのだけれど。今思うと。)なので、中学生のときから、小説なら三浦綾子や遠藤周作、人生論もレオ・バスカリアや加藤諦三や…と読み漁り、高校に入ると高橋信次やいろいろスピリチュアルを読み漁り、宗教の門はいくつもたたき、大学では3年間自己啓発セミナーに身をおいてアシスタントを繰り返し、最後は数年前までやってきた宗教と出会い10年活動しました。12歳で、小児性の鬱は発病したときから、それを自覚して克服にいたるまで、20数年、心をみつめ、探求してきた末に出会ったのが、精神世界なのです。最終的に求める世界にたどり着いた。ここからが、真実の探求の始まりだ。私には、そんな思いがあります。

今日のコーチング仲間のブログで紹介されていた方が書いていらっしゃいましたが、「自分の人生のプロになろう。」。あぁ、本当にそうだなと思いました。ドンピシャな言葉をもらったなと。自分の人生のプロ。私の場合、仕事の性質上、人生そのものと仕事とは、表裏一体にリンクしているのですが、ひょっとしたら、森美津子さんの言葉からも感じられるように、みんな愛することを仕事にしている人は、業界に関係なく、その「愛する仕事」から学んでいくのかもしれないな~と思いました。私も、やっと真実の扉にたったばかり。プロだけど、プロだからこそ、あなどることなく、コーチング仲間の彼女のように、多くの人から謙虚に学び続ける。そんなプロであろうと思います赤ハイビスカスいつも凛とした姿勢を見せて下さるrubyさん、今日もありがとう花束



Posted by 詩織 at 09:37│Comments(2)
この記事へのコメント
自分が投げたブーメランが、さらに大きくなって
帰ってきたように思いました。

ありがとうございます。

詩織さんの深い炎のような探究心は、
20数年の心の旅のたまものだったのですね。

そして・・

だからこそ、言葉に魂がこもってるのですね。納得!
Posted by ruby at 2006年10月28日 14:59
いらっしゃいませ、rubyさん。
私にないものを持っているrubyさんのお話は、
いつも私を刺激したり、新しい視野から
物事を見せたりしてくれます。
何気なく思っていることが、今日のように
明確になることもあります^^
rubyさんのブログ、毎日楽しみなんですの^^
Posted by 詩織 at 2006年10月28日 20:09
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