2007年03月29日

久々に若い人のコーチング^^

久々に若い人のコーチング^^

今日は、久々に若い人のコーチングでした☆

以前、この人のお母さんがコーチングをなさっていたことがあって、今回はお母さんに勧められての来店でした^^



学生さんのクライアントは、以外に私には少なく、今、小学生の子供を育てている私は、毎回「子供ってこんなに大きくなるんだ~びっくり!」と、びっくりしている自分が、笑えます^^

社会に出たての20代の人は、結構多いのですが、20代からは、「若くて、羨ましいわ~」とは思うけれど、自分たち世代にとっての子供って感覚がないのですね^^

で、たいてい中学生や高校生が、親御さんに連れられてくるときってのは、「進路」の件です。

連れられてきたあと、本人に確認して、お母さんが同席しないほうがいい場合は、席をはずしてもらうのですが、ゆっくりハナシを聞いていくと、「分からない」とか
「迷っている」場合って、親御さんの期待と自分の気持ちとの間で揺れていたり、本当に行きたいところと実力とのバランスでゆれていたりします。


ま、その辺、大人といっしょ。

以前も、進路希望がいくつかあって、そのどちらにしようか迷っている人のセッションをしたことがありますが、9回のセッションのあと、本人が気づいたのは、一番行きたいところは、今の自分では現役合格が難しい上、家の経済力にぜんぜん見合わない大学で、そこを最初から諦めてしまったため、迷っていたのでした。

気がついたあと、お母さんに相談すると、「お金は、何とかする。行きなさい」といわれ、決心。結局、現役合格を勝ち取りました。

高校への進路も、似たようなことがよく起こります。ご両親の期待に沿いたい思い。楽して合格できるところを狙いたい思い。後悔したくない気持ち。部活を最後までやりたい。塾との両立、できるかな…。

ゆっくり紐解いていって本音に気づいたとき、人間は自分でもビックリするほどの力が出ます。本音に正直であること。気づいたら、決断すること。人生のターニング・ポイントに来たとき、そんな自己への正直さと、決断力が人生のクオリティを高めていく気がします。

苦労をさせたくないのは、どの親とて同じこと。でも、子供たちも、何かを自身の人生の中でなしたくて、転生輪廻したきた「仲間」であることを思うとき、人生における(多分)最初の決断である「高校入試」「大学、専門学校進学」など、妥協せず好きな道を行く決断、失敗を恐れない勇気を、親である私たちが示してあげたいと思います。

「もし、お父さんやお母さんがあなたのしたいことを何でも応援してくれるとしたら、何がしたい?両親の意向に沿うことを前提にしたら、結局人生は遠回りするんだよ。あなたの人生は、あなたしか責任もてないんだよ」

進路の件で来店する若い人たちには、まず、こんなことから伝えるようにしています赤ハイビスカス




Posted by 詩織 at 17:54│Comments(2)
この記事へのコメント
>もし、お父さんやお母さんがあなたのしたいことを
 何でも応援してくれるとしたら、何がしたい?

こんなふうに子どもに語りかけることができる親になりたいです。

最近、お金のストレスを感じている自分を発見。
子どももちょっと遠慮気味な要求になってきています。
自分の夢や希望は遠慮しちゃいかんぞ~
Posted by ルミナス at 2007年03月30日 05:35
先日、お堅い仕事をやりとおしてきたクライアントさんに、
成人した子供さんが俳優になりたいと
言ってきてぶっ飛んだ方がいらっしゃいました^^
でも、子供さんが憧れる俳優さんをテレビで見て、「えらい!
こんな素晴らしい人に憧れるなんざ、さすが私の子供!」と
パカッと殻が割れておしまいになったとか…。
子供って、親を育ててくれるね~~~^^
Posted by 詩織 at 2007年03月31日 09:41
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