2007年05月19日

父からの自立 自分の人生をいきる~その2

会社を辞めたあと、私が一番最初に仕事としたのはタロットでしたオリオンビール缶

すでに結婚していたので、とくに父に了解を求めることもなかったのですが、隠し事の出来ない母が、父に言っちゃったんですね~(^^;)あの子、今度は占いの仕事始めたらしいの…。

で、お約束のようにやってきました。母を通して「タロットは胡散臭い。やめなさい。」と。(^^;)ま、三十路も越えりゃ、父のパターンもいい加減つかめます。20代の頃は、何でもかんでも反対するとウンザリしていたのですが、よく見ていると、彼が強力に反対することは、どういうわけか私にとって大正解の冒険をやらかすときだけなのでした。わはは赤ハイビスカス

1つ屋根の下に住んでるわけじゃなし、別にいいやってんでそのままほっておいてたんですね。でもでも、父との関係性が健全にならないというのは、男性性に関わる側面に、いつも問題を抱えるということでもあります。当時の私の認識では、父の存在そのものというより、仕事や人とのつきあいなど、社会で自立していくにあたって、いつも壁にぶつかるということのほうが問題でした。

何やかやとワークを受けているうちに、関野氏の「アンリミテッド・パワー」という感情を統合するワークに出会いました。

休んだり、毎日やったりしているうちに、いつの間にか3年の時間が過ぎました。だんだんとやり方も、私流になってきました。

父のこともずいぶん統合してきました。やがて、いろんなことに気がつきはじめました。
本当の気持ちに触れるにつれ、私自身がビックリするのは、傷になる出来事自体は、些細なことがとても多いということです。
幼いころ、父が酔っ払って、両親が喧嘩をした。いつもは、言い合いだけなのに、その日に限って家中のバケツをひっくり返したり、ふすまや壁をぶったりしているところを目撃したこと。それを恐怖に感じたこと。出来事は忘れたのに、その感覚だけがずっと残って、大人になっても上司が怒鳴ると、「怖い」と感じる私がいました。そのときの「怖い」は、小さな子供の頃に年齢も逆戻りしているので、普段の大人の私の感覚ではなくなります。恐怖でプチパニックを起こしたまま、次の仕事をすると、もっと大きな失敗をします。大人になると大事のこんなパターンが、紐解いていくと、幼い日のあんな些細な出来事だったのでした。
統合しなれてくると、こんなふうに表面上、些細だけれども、心にとっては重要だったというような出来事も、いっしょに思い出してきます。思い出す時点では、「大人の視点」になっていますから、ふっと楽になって、感覚の書き換えが起こります。
毎日、毎日統合をして、たくさんの出来事を思い出し、たくさんの感覚を書き換えました。(もとに戻してるんですがね、実際は^^)。そして、ある日、私は父へのストレスが本当になくなっていることに気づきました。父の存在は、私の頭の中からすっかりなくなっていました。

ストレスがなくなっていることに気づいたのは、こんなことがあったからです。

お父さんが、私に言いました。「お前のタロットは、ずいぶんよさそうだな。お母さんにやってあげてくれよ。」

一瞬、耳を疑いました^^ あの父が私のすることを認めた?今のそら耳?

何やかにやと父に対する感情を手ばなしているうちに、いつの間にやら「父に認めてもらいたい」というキモチを完全に手ばなしていたのですね。だから忘れていたんだけど、手ばなしたらこ~んなことが起きたのでした^^

あらま~、現実って心を変えればあっさり変わるもんなんだわ…。

こんなことを一番最初に実感したのは、やっぱりこんな些細な出来事でした☆

ずいぶんコツをつかみ、私流になってきた感じで、この4月からこのワークも私のメニューに加えています。

続きます^^
感情の統合をするワークはこちら^^



Posted by 詩織 at 17:05│Comments(0)
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