2006年05月09日

瞑想体験イロイロ

瞑想は、精神世界にいるといろんなところで行われています。たんに、目をつぶってじっとしているだけのものから、踊るものや、カラダから実際に古いエネルギーを統合する方法や。

体調を崩しながらも、まだ、「病気」という発想がなかったころ、いろんな人にすすめられるまま、たんに目を閉じるという瞑想をしていたことがあります。

瞑想って、ちゃんと勉強をしたことがなくて本当にわからないので、ずぶのシロウトです。が、あちこちで瞑想は行われています。ので、このお話は、私個人の体験として、読んでくださいね。

あるとき、クリスタルをチャクラの上にのっけて、クリスタルの上をくるくるまわして目をつぶるという(動的クリスタルヒーリングといいます)瞑想をしていたことがあります。時間がたてばたつほど、押し殺していた不安や絶望がうわ~っと卯木上がり、「助けて!もう、死なせて!」と思ったことがあります。きっと、クリスタルが助けてくれるだろうと、2時間くらいがんばっていたのですが、その状態はますますヒドくなり、息をしていることさえ、苦しくなりました。さすがにやめて、それから一人で瞑想をするのが怖くなりました。あとで、先生にきくと、私は、とっても敏感なので、クリスタルをくるくる回すような動的ヒーリングは、しないほうがよいとのこと。修行はしなくていいんだよ。と教えてもらいました。


もう一つの瞑想は、レイキヒーリングを習ったときのこと。レイキのマントラをつぶやいて瞑想していると、下腹部のほうの調和のエネルギーにつながっていったのがわかりました。甘い蜜のような独特の至福感がどんどんハートまであがってきて、目をあけたら、世界が色づいて美しく見えました。(これは、知らぬ間に、カラダとココロがずれいてた場合、しっかり自分の体に戻ってきたとき、こうやって物本来の美しさが感じられるようになるのだそうです。ブルーのものは、よりブルーに、ピンクのものはよりピンクにと、本来の色になって、世界が美しく見えます。)

2年前に、アン○ミという方法を習ったときのこと。カラダにあるエネルギーを宇宙に返すという瞑想なのですが、これがまた、優れもので。こちらは、今でもしょっちゅうやります。この方法を始めて、1年くらいたったときだったかなぁ。突然、「憎しみは愛が病んだもの」という、メッセージがおなかのあたりからやってきて、その瞬間から、カラダの痛みが軽くなったことがあります。自分でもコントロールできない憎しみのエネルギーにさいなまれていたとき、実は、そのエネルギーそのものよりも自分を苦しめていたのは、こんな憎しみを持つ自分自身への罪悪感だたのでした。そのメッセージが来たとき、「私は、本来愛でいっぱいの女性なのだ」と、気づき、その瞬間にカラダの痛みが和らぎました。自分を許すことの大切さを学びました。以来、この方法は、お皿を洗いながらでも、運転しながらでも、イメージのなかでいつでもやっています。


今学んでいるコーチングの主催者のS氏は、コーチングではなくとも、ご自分のセミナーでよく瞑想をさせます。あるとき、彼の誘導に導かれるまま、イメージを広げていると、どんどん自分が光に変わって、カラダの感覚がなくなり、全体と溶けきったことがありました。あぁ、この至福の中から私たちは、勇気を持って肉体に宿りに来るのだと気づいたとき、本当に生まれてくるというだけで、チャレンジなのだと思いました。そして、私たちのやりに来たことは、具体的な方法は、一人一人ちがうのだけれども、みんなこの至福感をあの世に行って味わえるのを待っているのではなく、この地上に実現しにきているのだと知りました。私の中で、何かが変わりました。私たちは、地上に天国を創りにきたという点において、みんな使命は同じなのだと思いました。その後、あまりの至福感と、(当時は、まだうつ状態にありましたので)、ココロの中にある苦い思いとの両方存在するギャップが、私を苦しめることになりました。そのときに、新しい至福感は、ココロで感じているのに、苦い思いをカラダのみぞおちやすい臓あたりで感じていることが分かり、ボティのヒーリングをうけると、苦い思いが消えるという体験をしました。ボディには、感情という記憶が残るのです。記憶を人に消してもらう(ボディワークで)ことも、カラダにあるエネルギーを感じて、宇宙に返していくことも、基本的には、同じことです。ところが、カラダには、クセというものがあって、一度消してもらっても、カラダのクセはまだ出てきます。何度も同じことを言うと、先生に叱られるので、(子供みたいだけど、私、叱られるの嫌いなんで)黙っていました。その後、あるチャネラーさんに、チャネリングしてもらったところ、私には、過去生において「肉体にあっては、覚醒できない」という、思い込みというか、契約をしたことがあるといわれ、イメージの中でその契約を解除しました。「私は、私とすべてを信頼します。肉体を持っていても、覚醒することを自分に許します」というアファーメーションをもらい、「ここに気づくために、その瞑想会で、覚醒した状態を一時的に味わったようです。計画通りですよ。この苦しみは3ヶ月で終了して、次の課題に入ります」といわれました。このアファーメーションは、本当に私を救ってくれました。叙々に笑えるようになっていったのです。(まだまだ、覚醒の状態ではモチロンありませんけどね。心の中で、至福感という蜜と憎しみという苦味が調和を始めたカンジだったんです)

そして、何回かのS氏の瞑想会で、眠るようになってきたので、何でこんなに眠るのだろう?と思って質問すると、「君、たぶん眠ってないよ。とても深く入って、ただ目を閉じるという状態になっているだけだ。本当に眠っている人は、「はい、目を開けてください」と言っても、目を覚まさないよ。」といわれて、自分の潜在意識がマインドに好きなようにさせながら、ちゃんと必要なことをしてくれていることを信頼したらよいと教えてもらいました。

そして、うつ病になったとき、気を流してもらいながら目をつぶるという治療をうけたとき、ドクターが、「感情は、そのまま空の雲を目で追うようにただ見ていなさい」と教えてくれ、「そう、今は、できている」と、それができているときの感覚を感じさせてくれました。何をどうしたわけでもないのに、本当に重度のうつが3ヶ月で「あんたは、もう大丈夫だ。もう、ここに戻ってくることもないだろうよ」と、言ってもらえたのでした。(気分変調症と言って、私は、一時的なうつ状態のに比べると、少し難しい状態にあったにもかかわらずです。)何の解決をするでもないけれど、ただ見ているというのは、凄いことなのだなと思いました。(本多健氏の本との出合いは、もちろん大きなキッカケだったわけですが)。

瞑想は、しっかりしたサポーターのもとで、正しく行うならば、心身を健康な状態に導いていきます。でも、一人で行うことは、私のあのクリスタルの瞑想のときのように、何が起きるかわからない危険性もはらんでいます。諸刃の剣だというのが、今の私の認識です。機会があれば、どこかで正しい瞑想を習いたいなぁと思いますが、瞑想のそういう危険性もしっかりと伝えていかなければいけないように思うのです。




Posted by 詩織 at 17:54│Comments(2)
この記事へのコメント
シオリンの日記の最近の深さは
尋常ならざるものがある・・・という気がしています。

いつもずずずずわ~っと読み込んでいます。
それだけの力があるんだよね。

瞑想は、やはりきちんとした指導者がいないとヤバイ、
というのは、
この間の瞑想パーティでも痛感しました。

私も一人でやっていたことがあるのだけど
効果がなかったり
あっても、それが瞑想のおかげと気付かなかったり
一体どこに向かおうとしているのか、分からなかったり
理屈と、現実に起こっていることの間のツナギがなくて
結局やめてしまいました。

今回の瞑想会の後でも
自分が今まで抑圧していた感情が
生活の場に戻ったときに噴出し
混乱しているメンバーもいるので
自分自身の振り返りと、参加した方へのフォローのために
お便りで、「今起きていることはこういうことだよ、心配ないよ。
次はこういう景色が見えてくるから、安心して」という
ナビ的お知らせしようと思い立ちました。

私自身、いろんなセッション含めて経験が浅いので
ここがこう危険!ということはまだ分からないのだけど
山根マイさんが教えてくれた
自分の名前に「さん」を付けて
「ありがとう、愛してる、だいじょうぶ」とかたりかけていく瞑想は
ベクトルがどこに向かい、
その後どこに自分が行くのかを
シンプルに、しかも道に迷わずまっすぐに教えてくれる瞑想として
私はすごく素敵だなあと思っています。
Posted by ゆゆのすけ at 2006年05月10日 12:26
ゆゆのすけさん、レスありがとうございます。
そうですね、山根麻衣さんのその瞑想は、
私もステキだなぁと思う。麻衣さんの瞑想だとは
知らず、その方法を人づてに教えてもらったとき、「これは
よい!」と、直感しました。
夜寝る前のセルフヒーリングで、アファーメーションを
つぶやくのだけど、「○○になったことを、詩織さんに
(そこは本名だけど)感謝します。」
というようになってから、カラダが喜んでいるのが
うっすらとわかるんだ。麻衣さんのハッピーシャーマンも
時間やお金や、そしてココロの中のイロイロに
折り合いがついたとき、ぜひ受けたいワークの一つです。
Posted by 詩織 at 2006年05月10日 17:34
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