2006年05月25日

企画中止…こんなこともあるんだ…

今月に予定していたソースが、先月のミーティングで正式に中止になりました…企画者側の私たちにおきていたこととは

自分たちで、ウスウス感じていたけど、みたくなかったこと…

「どうも、ワクワクしない…」会場も押さえ、チラシも二段階に分けて作成し、受講生も仮予約でいつもどおり、順調に集まりだしていたのに…本予約入金があっても、向こうさんののっぴきならない事情で、キャンセルになったり、「どうしたんだ?何がアタシたちに起きているんだ?」って。

ずっと、思っていた。昨年1年間の無条件のワクワクと何かが違う。人が集まらないからワクワクしないの?それとも、ワクワクしないから人が集まらないの?私たち企画者側のココロはどっちにあるのだろう…

方法は、ある。ソースは自己実現プログラム。癒しが必要な人たちだけにニーズがあるのではない。新聞広告を出したり、パンフレットをおいていただくところをヒーリングのショップ以外のところを開拓したり、要は、集客のターゲットを広げれば、まだチャンスはある。そう、直感は語っているのに、どうにもこうにも動く気がしないのだった…

とうとう、もう一人の仲間が言い出した。「きちんと、自分たちのココロにおきていることを、みつめよう。何か変だ」。それで、緊急ミーティング。彼女に対しては、私、しっかりと気づいていたのだ。今年の4月から、本格的にヒーリングスクールを立ち上げているから、その準備にココロもカラダも忙しい。企画の仕事にココロの手がまわらないのだ。彼女は、「私やる気マンマンなのに、仮予約のまま本予約にならないのよね~」って、マジ顔で言ってるし…。いや、それ普通に考えてそんなハズないでしょう?あなたの今の状況みてごらんよ…と言って、ハッとした。私だっておんなじじゃん。3月から、彼女みたいにヒーリングスクールではないけど、毎月ミニワークショップやってるんだよ。こっちと、普段の個人セッションでいっぱいいっぱい。

ぎゃ~!これ、どうしたらいいの?トレーナー夫婦は楽しみにしているだろうし(過去の沖縄でのワークショップが、どっちもほぼ満員御礼で、とってもいいワークショップできてたし…)、どうすべ~って。

今回は、意を決したパートナーが、トレーナーに電話をした。「人が集まらない。どうしよう。」って。そしたら、向こうは、「気がついてましたよ。あなたたちは、もう自分でやりたいのでしょう?成長したんです。」って。私たち二人は、企画者側として、トレーナー夫婦は、ファシリテートする側として、私たちは全く対等に仕事をしてきたつもりでいたのだけど、彼らは、私たち企画者側も、まるで自分のクライアントのように、暖かい目で、育成する感覚で見ていてくれたのだった…

そして、彼らもまた、自分の師匠と仰ぐ人から、仕事の方向転換、ステージアップをする時期ではないかと示唆されたそう。今は、この状態が腑に落ちていると。自分におきていることもシェアしてくれたのだった。

昨年の7月、彼ら夫婦に出会ったとき、私たち二人は、ヒーラー、彼らはキャリア・コーチ、ソーストレーナー。ヒーリングは、私たちの仕事。でも、夢をかなえるのが大好きだから、その世界では企画者側でいようと思ってスタートしたのだけど、一年たった今、私もコーチングのクラスでそれを学び、いつのまにやら、ミニワークショップも、何がしたいのか探すワークになっている。そっちにカラダごとシフトしてきていたのだった。あぁ、彼らは、私たちの未来への扉だったんだねって、今起きていることを素直にうけとったのだった。

企画中止を決めた後から、「ソース、受講したいのですが」と何本かの電話が入ったのだけど、もうワクワクしなかった。私の中には、「ターゲットを変更するれば、集客できる、自分たちはまだできるのに、中止にしたんだ」という後悔は、正直ある。いったん引き受けた仕事は、何があってもやり遂げてしかるべきだって。

自分に正直にあることと、いったん引き受けたことはやり遂げるということ。私にとって、どこが勝ち勝ちのバランスなのだろうか。

どの気持ちにも、満足できる方法って何だろうか?よくよく、振り返ってみれば、今回の仕事、引き受ける段階で、昨年1年間にあったワクワクと、微妙に違うことを感じていたのだった。でも、それは見ないフリをした。私は、この仲間といっしょにいたかったんだよね。そして、ワクワクにも、こんな風に種類があるなんて、今回初めて経験したのだ。知らなかったんだよ、私は。自分のことだけしか、考えていない、エゴのワクワクと、ココロからの静かなワクワクと、昨年その区別がつくようになったから、もう、分かったと思っていたんだ。でも、もっとあったんだね。私のキモチ…。

ちょびっとだけ、苦い思い(失敗は、失敗だっていう思い)は残っているけれど、初めての経験だった。結果オーライ、これでよかった、こうしかできなかったのだと、ハートのところまで納得している。(もうすぐ、ハラのあたりで腑におちるときがくるというのが、これまでのパターンです)



Posted by 詩織 at 09:14│Comments(7)
この記事へのコメント
ブラボー(V)o¥o(V)カニカニ !!
すべてはうまくいっているカニ☆彡

本当のワクワクとエゴのワクワク・・・
いろんな種類のワクワク・・・

あたいもいつも迷うカニ~(V)^\^(V)

今手放せないでいるものがありまする・・・押忍(>_<)
Posted by はな at 2006年05月25日 12:27
うん、うん。みんな、そうだよね。
そうやって、覚えていくんだよね^^自分の感覚…
Posted by 詩織 at 2006年05月25日 13:50
読んでいて、とっても素敵な体験だなあと思いました。

先に進めば進むほど、繊細になっていって、ほんとに微妙な
ことで揺れ動くような気がします。

昨年のワクワクとはほんのちょっと違う感覚、それを詩織ちゃんが
ちゃんとキャッチしていて、実際それを映し出す現実が起きて…、
そこで自分の感覚に嘘をつかなかった詩織ちゃんたちの決断は
関わるすべての人にとって〇だと思いますよ。
Posted by くみぽん at 2006年05月25日 22:31
くみぽん、こんばんは。
レス、ありがとうございます。
うん、多分、キモチが落ち着いてもうちっと
冷静に感じられるようになったら、くみぽんの
言ってくれているように、自己完結するのだろうと
思います…^^
Posted by 詩織 at 2006年05月25日 22:58
いまって自分が思うよりも早いスピードで進んでいるんだなぁとつくづく感じました。どんなこともみんなにとっての祝福だよね☆
Posted by せっちゃん☆ at 2006年05月26日 19:14
ぼくとしては、今回ソースが無事開催されたとしたら、
仕事で参加できずに悔しい思いをしただろうなあ、と
いう個人的な事情や思いがあるからか、どうも、
失敗、とは思えなくて……

まあ、開催されたらされたで今回はタイミングじゃないん
だな、と思えたんでしょうけど。

なにはともあれ、詩織さんが自分の道を進んでいかれること、
応援しています。
そして、児島さんと会わせていただいたこと、
感謝します。
Posted by なかそね at 2006年05月26日 20:25
せっちゃん、いらっしゃい。
そう、おきることはすべて祝福。そう思います。
起きたことをおきたままにするのではなく、そこから
魂の求める学びをしていけば、さらに嬉しい現実が
やってくるものね。

なかそねさん、いらっしゃい。
児島さんは、本当に素晴らしい方ですよね。
私も、彼らとの出会いは宝です。
Posted by 詩織 at 2006年05月26日 21:23
上の画像に書かれている文字を入力して下さい
 
<ご注意>
書き込まれた内容は公開され、ブログの持ち主だけが削除できます。