2006年08月22日

もう、秋の気配ですね^^

我が家では、クーラーは使いません。なので、夏は暑いです。当然のことながら。クーラーをやめて、何年になるのかな。うちの娘が、赤ちゃんのころ、毎週のように熱を出したり、はいたりと体調が悪く、すっかり救急外来の常連になったが、クーラー使用をやめるキッカケとなったのでした。

1歳になるまでに、風邪こじらせての入院が2回。1歳すぎたら、顔をのぞいて、いきなり全身アトピーの発生。そのことがきっかけで、フルタイムの仕事をやめ、パートタイマーになりました。もともと、おっとりした性格の上に、ずいぶんとマイペースの私は、組織向きの人間じゃあありません。結果的には、自営業へのスタートにつながったので、よかったのですが、その当時の私には、フルタイムの仕事に精神的にすがっていたところがあり、仕事をやめるにあたっては、経済の基盤を、たとえ夫といえども、自分以外の人にわたしてしまうことが怖くてたまりませんでした。仕事をやめるのは、私にとって、本当に清水の舞台から飛び降りるくらいの気合が必要だったのです…。

加えて、共働きの経済事情に慣れていた私が、本当にパートに変わった経済状態で食べていけるのか?という不安…。たくさんの不安があって、だらだらと仕事を続けているうちに、娘が水疱瘡にかかり、あっという間に悪化して1週間休み、その直後、私がインフルエンザにかかって1週間休み、たてつづけに、私が肺炎にかかって2週間動けず、それからかかったこともない喘息にかかり、朝全く動けなくなるという、呪われてんの?って思いたくなるような体調が続いた後、娘の全身アトピーの発祥でした。ドクターには、「お母さん、本腰入れてください。このまま3歳過ぎたら、いくら娘さんの環境を整えてあげても、アトピーは治りづらくなるばかりですよ。気合入れてくださいね」と、言われました。

そのころは、まだ精神世界を知りませんでしたが、自己啓発や宗教などをわたりあるいてきた私には、子供の不調には、少なからず親の(特に母親の)精神的な影響が大きいことを知っていたので、子供のアトピーを絶対に3歳までに完治させることと、それを通して、母子関係、精神状態を健全なものにしていくことを決めました。

病院の薬は思ったほど効き目がなかったので、いい聴いた民間療法は、すべて試しました。仕事もやめ、パートになりました。

美肌水、ベビーマッサージ、砂糖抜きや油抜きの料理に、洗濯洗剤の変更、シャンプーや石鹸なども総入れ替えで、仕事をやめたというのに、経費はどんどんかかります。でも、ふたをあけると、娘のアトピーは、2歳ごろまでに、すっかり完治していたのでした。

1歳まで、浴びるように病院の薬を使っていたため、アトピーというカタチでたくさんの毒素を排泄したのかもしれません。幼稚園に上がるころには、すっかり丈夫な子になっていました^^

人生の時間を、何に費やすのか?キャリアを積むことや、虚栄心を満たす、いつわりの自立に費やす暇などあるのか?ひたすら娘のことだけ考えていたほんの1年くらいの時期ですが、本当の自立とはなんだろうかと思いました。

社会で仕事をしていなければ、自分の手で稼いでいなければ、とたんに不安定になるような精神状態は、少なくとも自立とは呼ばないだろうと思いました。

もちろん、今は、好きなことを仕事にしていますから、この仕事なしに私の人生は語れない。なので、この仕事はづっと続けていくものですが^^

娘の体のために、クーラーをやめてから、本土に比べて季節があんまりはっきりしないといわれる沖縄にあっても、季節感を感じるようになりました。この数日、朝は、風が涼しくなりました。日中の暑さは、変わりませんが、秋はもうそこまできているのです^^

空を見上げると、やっぱり優しい秋の色に変わっているように思います。時が自然に積み重なっていくのだなと、ふと実感します。振り返ればいろんなことがあり、まだ解決のつかない、手放すしかないようなことだって抱えているけれど、時は、そんな人間におかまいないなしに、積み重なっていく。確実に正確に。

今年の誕生日を境に、数秘的にいうと、私は第二ピークの4年目に入ります。自分らしさを深めつつ、信頼、内なるくつろぎ、安らぎを体得する年。肩の力を抜いた安らぎの中、自分自身も仕事も、充実させていこうと思います赤ハイビスカス




Posted by 詩織 at 12:47│Comments(0)
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